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石岡先生の資料をもとに企画展開かれる

「氷壁」を越えて 〜ナイロンザイル事件と石岡繁雄の生涯〜

山を愛した石岡先生
  昭和39年2月から昭和46年3月まで豊田高専の教壇に立たれ、その後、鈴鹿高専へ移られた石岡先生は、豊田高専在籍中、講義の中で数カ月にわたる「山の話」をされており、この授業が脳裏に焼き付いている卒業生も多いことでしょう。
 また先生は、冬山登山中の弟さんを、ナイロンザイルが切れた転落により亡くされており、その後、長い時間をかけてナイロンザイルの弱さを検証。これがザイルの安全基準が設けられるきっかけになりました。さらにこの弟さんの遭難は、作家・井上靖の小説『氷壁』の題材にもなっています。

整理された資料を名古屋大学へ寄贈・寄託
 山が好きだった石岡先生のもと、豊田高専山岳部が立ち上げられました。先生が2006年8月に88歳で亡くなられた後も、山岳部創設メンバーを主体に5年間ほどの歳月をかけ、ご家族や親しい仲間と一緒に先生の遺品(多くの資料等)を整理されました。それらを昨年ご家族が、先生の母校である名古屋大学博物館に遺品を寄贈し、資料などは文書資料室に寄託されました。

企画展は11月5日から
 これら資料をもとに、本年11月5日から来年1月30日まで、名古屋大学博物館で「『氷壁』を越えて〜ナイロンザイル事件と石岡繁雄の生涯〜」と題する企画展が開催されることになりました。卒業生のみなさんには、ぜひ訪れていただきたいと思います(入館無料・企画展チラシは下に)。
 併せて、この寄贈・寄託に関する中日新聞の記事(2012年8月)もご紹介します(下に新聞内容)。

卒業生によるビデオ映像も
 また企画展とは別に、豊田高専卒業生の河合義久さん(E-1)が、ご自身が経営される「ビデオスタジオワイ」のホームページ上に、先生の資料や写真から独自に制作された映像が掲載されていますので、併せてご紹介いたします。
●ビデオスタジオ ワイ(愛知県豊川市)
 http://www.ccnet-ai.ne.jp/videostudioy/
 enterドア⇒「what's new」または「Y工房」⇒「試写室A」からご覧いただけます。
 『バッカスの軌跡』と『屏風岩登攀記』の2本があります。
 ※「バッカス」とは石岡先生のニックネームです。

●「石岡繁雄の一生」ホームページ
 http://www.geocities.jp/shigeoishioka/
  石岡先生の生い立ちから登山歴、ナイロンザイル事件、発明に関することなど、詳細に掲載されています。
  ぜひ訪問してください。

企画展チラシ

資料寄贈の新聞記事